「放送センター内で深刻な性被害を受けたという男性の証言を重く受け止めています。番組の制作責任を持つNHKとして看過できない問題です」 

NHKが『ニュース7』でジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏による性加害が同局でも行われていた疑いがあると報じ衝撃を与えた。

ジャニー氏の性加害を報じなかったとしてメディアの沈黙やジャニーズとテレビとの癒着が批判されるなか、NHKは『指名NGリスト』についても最初に報じています。
今回の報道で、NHKがジャニーズ切りを明確にしたと言えるでしょう。これで、ジャニーズタレントの紅白出場の可能性はほぼ消滅しました」(芸能事務所幹部)

だからと言ってNHKの罪が消えるわけではないと、40代の被害者の1人は憤る。

「NHKの今回の報道は評価できますが、まるで寝耳に水のように報じるのは明らかにおかしいですよ。知らなかったわけがないんですから。今さら看過できない問題って……」

被害を同局に証言した30代の男性は当時高校生だった。告発によると、 ’02年にJr.が出演する音楽番組
『ザ少年倶楽部』の出演を希望し、東京・渋谷の同局放送センターで行われていたダンスレッスンに参加。会場に来ていたジャニー喜多川氏に呼ばれトイレで性被害に遭ったという。

5回ほど同様の被害を受け、拒むとそれ以降、呼ばれなくなったとNHKの取材に答えている。
放送センター内にはジャニーズ専用のリハーサル室があり、そこでJr.たちが日々レッスンに励んでいたという。


続きはFRIDAY 2023/10/13
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