2023年10月12日 16:36
東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/279395?page=1
https://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/400w/img_d2de21365af7b287265eab5d6d79526e157698.jpg

 脳科学者の茂木健一郎氏(60)が12日「X」(旧ツイッター)を更新。小学校の算数で出した生徒の解答に対する教師の対応に疑問の声を上げた。

 これは「4cmの針金を5mmずつに切ると何本できますか」という算数のテストで、生徒が「(式)4cm÷5mm=8 (答)8本」と解答したところ「この式では答えは8になりません」として減点されたという。40mm÷5mmと単位をそろえなかったことが減点の対象になったようだ。

 この対応に疑問を持った生徒の母親がこの経緯を「X」に投稿したところ大きな反響を呼び「これは〇で良い」「先生の言い方が悪すぎ」などの声が寄せられた。

 茂木氏も「こういうのや、かけ算の順序問題のニュースを見る度に思うが、小学校の算数の一部は意味不明の『カルト』」と指摘。

 続けて「こういうケースで『バツ』をつけるのは子どもの虐待。そもそもペーパーテスト自体が不要とも言える」と批判している。

 フォロワーもおおむね茂木氏の意見に賛同しているが「この採点でいいと思う。学校算数は答えを教えるのではなく、導く方法を教える・身に着けさせる場」といった声も寄せられている。