2023年10月12日 12時05分

 BS―TBSで11日に放送された「報道1930」にジャーナリスト重信メイさんが出演したことが、SNS上で物議を醸している。
重信さんの母は「日本赤軍」で最高幹部だった重信房子元受刑者で、X(旧ツイッター)では「テロリストの娘」がトレンド入り。一方で「親は関係ない」とする意見もある。

 イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの武力衝突を取り上げた番組内で、重信さんは
「中東やパレスチナ問題を長年取材しているジャーナリスト」という紹介で出演。「例えて言うと、日本の学校で毎日のようにいじめられていた子が初めてやり返したら、それに焦点が当たったような状況」
「ウクライナが抵抗してもおかしくないという世論なのに、なぜかパレスチナの問題は『抵抗』ではなく『テロ』になるのは問題」などと語った。

 これにXの一部のかいわいを中心に話題が沸騰。「TBSは、テロリストの娘をジャーナリストとして出演させるのですね。信じられないです」「若い世代は彼女が誰か知らない人が大半。
彼女の母は日本赤軍のリーダー重信房子で、父親はパレスチナ人と説明してから、コメントして貰った方がいい」などと炎上気味になっている。
 一方で「重信メイの考え方や思想等が問題があると思うからという理由なら解るが、重信房子の娘だから問題があるっていうなら違うよね」
「いやおまえら『テロリストの娘に発言さすな』って『アベは岸信介の孫だから悪』と同じこと言うてるのわかっとるか?」などの反論もあり、議論が過熱している。

https://www.chunichi.co.jp/article/786984?rct=societynews