https://mantan-web.jp/article/20231002dog00m200007000c.html

 「マンガ大賞2021」で大賞に選ばれたことも話題のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の初回が、2時間スペシャル「初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~」として日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で9月29日午後9時から放送され、平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)は世帯6.8%、個人4.2%だった。金曜ロードショーでテレビアニメシリーズの初回を放送するのは初めて。放送が始まると、X(ツイッター)では、「フリーレン」「フェルン」「ヒンメル」「ハイター」「クヴァール」「ゾルトラーク」といった関連ワードがトレンドを席巻し、話題になった。

 「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。コミックスの累計発行部数は1000万部以上。

 アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤圭一郎さんが監督を務め、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などのエバン・コールさんが音楽を担当する。「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。

 種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。音楽ユニット「YOASOBI」がオープニングテーマ「勇者」、シンガー・ソングライターのmilet(ミレイ)さんがエンディングテーマ「Anytime Anywhere」を担当するなど豪華スタッフ、キャストが集結したことも話題になっている。

 初回は金曜ロードショーで放送され、以降は、日本テレビが新設するアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で、10月6日から毎週金曜午後11時に放送される。