ファティの移籍後初ゴールなど後半に改善もアストン・ビラのパフォーマンスが上回る
 イングランド1部ブライトンは9月30日、プレミアリーグ第7節でアストン・ビラと対戦し1-6で大敗した。アウェーの一戦で徹底マークにも苦しんだ日本代表MF三笘薫は、後半にチャンスを増やしたが、チームは1点の反撃にとどまっている。

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 前節ボーンマス戦で今季初のベンチスタートとなった三笘。30日のアストン・ビラ戦では先発復帰となるが、対峙したDFマティ・キャッシュ徹底マークを受ける。チームは前半14分に左サイドで押し込まれる展開。三笘が下がってライン際のキャッシュをマークしていたなか一瞬の隙を突かれキャッシュへのスルーパスを通されると、中への折り返しをFWオリー・ワトキンスに決められ先制を許した。

 さらに前半21分には自分たちのミスからボールを失いカウンターを受けて再びワトキンスに決められる。同26分にはオウンゴールで3失点目を食らったブライトン。前半のみで3失点の厳しい試合となった。

 後半開始からロベルト・デ・ゼルビ監督は3枚替え。先発だったDFペルビス・エストゥピニャン、FWエバン・ファーガソン、FWダニー・ウェルベックにそれぞれ代えてDFタリク・ランプティ、FWアンス・ファティ、FWジョアン・ペドロが投入された。

 これにより少しずつ本来のポゼッションサッカーを取り戻したブライトンは、後半5分にフリーキックのリスタートから左サイドの三笘へ。スルーパスに抜け出したペドロがエンドライン際で残すと、折り返しは通らずもこぼれたボールをファティが押し込み1点を返した。

 ファティの移籍後初ゴールで反撃するも、ブライトンは再びアウェーの洗礼を受ける。後半20分にワトキンスがこの日3点目を決めてハットトリックを達成。アストン・ビラが3-1とリードを広げると、同40分にはアストン・ビラMFジェイコブ・ラムジーにも得点が生まれ5-1と大差が付く。

 後半アディショナルタイムにはMFドウグラス・ルイスがダメ押しの6点目を決めて万事休す。三笘は後半から左サイドで何度か仕掛けの形やシュートを放つなど、存在感を示したが最後まで得点にはつながらず。ブライトンは1-6で今季2敗目を喫している。

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