9/30(土) 8:01配信
北國新聞社

  ●県サッカー協が特別委

 富山県サッカー協会の根塚武会長らは29日、富山市の富山電気ビルで会見し、サッカースタジアムの建設に向け特別委員会を設置したと発表した。Jリーグ基準を満たしたサッカー専用競技場を5~10年後に完成させる目標を掲げ、J3・カターレ富山の本拠地とする方針を示した。

 根塚会長は「次に日本でワールドカップが開催される時に日本代表戦が行われるスタジアムを造りたい。県民の皆さんと一緒に大きな夢を実現させたい」と意気込みを示した。

 特別委の設置は28日の理事会で承認された。委員長に富山市議の豊岡達郎氏(県サッカー協会理事)、副委員長に遠藤忠洋氏(同副会長)が就任。このほか経済人や有識者ら8人が委員となる。10月中旬~下旬に初会合を開催する予定。

 遠藤副委員長は北信越でサッカー専用スタジアムがないのは富山だけで「県民の誇りとなり、地域のシンボルとなる施設が必要」と建設理由を説明した。

 計画では、新スタジアムは観客席とピッチの距離を近くし、プレーを間近で見られるようにする。カターレ富山のホーム戦や県内の主要大会決勝戦に利用し、一年を通して人が集まるよう商業施設や飲食店を周辺に整備する構想も立てた。

 建設地や規模、資金調達の方法などは「白紙」とし「できるだけ早く計画を進める」とした。特別委で具体的計画を立案し、県内の経済団体や自治体、住民に協力を呼び掛けてプロジェクトチームを立ち上げる。

 正副委員長を除く、決定している委員は次の通り。

 品川祐一郎(トヨタモビリティ富山社長)酒井洋(建工ホールディングス社長)宮下毅(インテック専務執行役員)神野賢治(富大教育学部准教授)齋藤徳宏(カターレ富山社長室長)山本和成(県サッカー協会常務理事)横井憲治(同専務理事)

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https://news.yahoo.co.jp/articles/521ee8bb6a5203628a2b9b1f5f0ac7c6d208a920