スポニチ2023年9月30日 13:11
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東京六大学野球秋季リーグ戦 明大7―2立大 ( 2023年9月30日 神宮 )

東京六大学野球リーグに所属する立大が30日、神宮球場で会見を行い、溝口智成監督に代わり、木村泰雄コーチが指揮を執ること、4年生部員が神宮球場での活動を自粛すること、金子明雄部長が自粛することを発表した。

立大は上級生が下級生の歯を欠けさせたり、10代の部員に喫煙させたりするなどの問題行為があった。

会見は午前9時20分頃に終了。直後の10時からは明大戦がプレーボールとなった。会見の通り、立大のベンチ入りメンバーは「オール3年生以下」となり、プロ志望届を提出した右腕・池田投手ら4年生はベンチ外となった。

ここまで勝ち点0の立大は勝ち点2で首位に立つ明大に対し、初回の攻撃で2点を先制するなどしたが、2―7で逆転負けした。

監督を代行した木村コーチは「選手たちも難しい精神状態であったんですけど、グラウンドに出たらそれは忘れて、本当に一球、一球に集中して普段の力を出してくれと試合前のミーティングで話をしました」と語った。

5回に代打で空振り三振だったゲームキャプテンの田中祥都内野手(3年・仙台育英)は「今日も多くの方が球場に足を運んでくれて感謝しかないです。試合の中では自分たちがやってきたことを全力で出し切るだけっていうふうには思っていた。他の選手も理解して自分たちが今、できることを全力でやれたんじゃないかなというふうに思います」と語った。

自粛している溝口監督は「選手たちにはとにかく、自分たちのプレーを精一杯やってくれるように話しをしてくれ」と木村コーチに言葉を託していた。