ZakZak 2023.9/28 13:10

山川穂高の獲得は「特に中日が熱心」と他球団の編成関係者 西武・渡辺久信GMはトレード可能性を排除せず

 知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、今月4日に嫌疑不十分で不起訴処分となった西武・山川穂高内野手(31)の処遇について27日、後藤高志オーナー(74)は来季契約の意思も含めて明言を避けたが、渡辺久信GM(58)はトレード放出の可能性を「これから判断する」と否定せず。山川が今オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使しても、世間体から獲得に動く球団はないとみられ、大砲を渇望する中日などがトレード補強に勝算を見いだそうとしている。
本拠地最終戦に合わせてベルーナドームに来場した後藤オーナーは、2―1で勝利して5位以上を確定した試合後、報道陣に対応。球団から無期限の公式試合出場停止処分を受けている山川について、「不起訴になったということだけど、少なくとも女性から訴えられたのは事実。僕の気持ちとしては残念であると同時に申し訳ない。それは起訴でも不起訴でも変わりありません。山川選手には真摯に反省した上で、しっかりした道を歩んでもらいたい」と話した。

 来季も西武でプレーする可能性については「まだシーズン中ですから、それについては控えたい」と明言せず。山川は故障者特例措置で今オフに国内FA権を取得する見込みだが、後藤オーナーに行使を見送らせたい考えはないようで、「FAは選手の権利ですから。その中で山川選手自身がどのように判断するか。委ねたい」とした。

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