「僕は“ルフィ強盗団”に襲われた」元ジャニーズJr.の大川慶吾(29)が衝撃の初告白「催涙スプレーで全治10日のケガ」「犯人グループのテレグラムに名前と住所が…」
「週刊文春」編集部

 元ジャニーズJr.で俳優・モデルの大川慶吾(29)が昨年12月、広域強盗団、通称「ルフィグループ」に自宅で襲撃され、全治10日の怪我を負っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。大川本人が取材に応じた。

 全国を震撼させた「ルフィ事件」。今年1月、東京・狛江市で90歳の女性が殺害された事件をきっかけに、捜査が本格化。その後、黒幕とされる渡辺優樹容疑者ら4人が逮捕されるに至った。

「渡邊容疑者らは『ルフィ』『キム』などと名乗り、潜伏先のフィリピン・ビクタン収容所から通信アプリ『テレグラム』を通じて実行役の若者に強盗を指示。民家に押し入り、住人に暴行をくわえて金品を奪う手口で犯行を繰り返していた」(社会部記者)

 警察庁の調べによると、一連の事件は2021年夏以降、14都府県で50件以上発生しているとみられている。

 この事件について、ある捜査関係者が、「今世間を騒がせている“あの事務所”が関係した事件がある」とした上で、こう語る。

元ジャニーズJr.を襲った“強盗未遂”事件

「2022年12月2日、東京都目黒区で2人組の男が金品を奪う目的でマンションに押し入り、住民を怪我させるという事件が起きました。住民が抵抗したために強盗は“未遂”で終わったのですが、被害に遭ったこの男性は、元ジャニーズJr.の大川慶吾さんだったのです」

 大川は2006年から2013年までジャニーズ事務所に在籍した元ジャニーズJr.だ。退所後は俳優や広告モデルとして活動し、現在はメンズアイドルグループ「ジャンクロップ」のプロデュース活動も行っている。

衝撃告白「催涙スプレーのようなものをかけられ…」

「週刊文春」が大川に事件の詳細について聞くために取材を申し込むと、「もう事件のことは忘れたいのですが、僕が話すことで少しでも注意喚起につながれば……」と語り、初めてルフィグループから襲撃された日のことを明かした。

 事件当日、大川は先輩の家に遊びに行っており、明け方の4時くらいに帰宅したという。

「マンションの宅配業者や引っ越し業者用の臨時駐車場に見慣れない車があることに小さな違和感を覚えたのですが、気にせずに家へ入りました」

 襲撃に遭ったのは、部屋の鍵を開けた瞬間だった。

「誰かが駆け寄ってくる足音がしてパッと振り返ると、黒ずくめの男が目の前に迫っていた。そして赤い液体状の催涙スプレーのようなものをかけられたんです。命の危険を感じ、必死で相手を押しのけて、距離を取ったのですが、その時、階段の陰からもう1人の男が走り寄ってくる姿が見えました。なんとかカギを閉めて逃げ切ったのですが……」

 催涙スプレーをかけられた大川は角膜にダメージを負い、医師から全治10日の診断を受けた。年が明けた2023年2月、警察から衝撃の事実を聞かされる。“ルフィグループ”のテレグラムにあなたの名前と住所が書かれていた——と。

 襲撃された日に、一体、何があったのか。そして、“ルフィグループ”の目的は何だったのか。犯人グループのテレグラムに記されていたこと、今でもフラッシュバックしてしまうという大川の現在の心境、そして今世間を騒がせているジャニーズ性加害問題への思いなど、大川へのインタビュー全文は現在配信中の「週刊文春電子版」に掲載している。

https://bunshun.jp/articles/-/66029