神田伯山、アントニオ猪木さん映画のオファーに悩むも出演を決断「代わりに出てるヤツが好きかどうか…」 自身の“巌流島の戦い”語る


 講談師の神田伯山が20日、都内で行われたアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』(10月6日公開)の試写会前レッドカーペットイベントに参加した。

 レッドカーペットに笑顔で登場すると伯山は「(楽屋で)藤原(喜明)さんにクマと戦った時の話をずっと聞いていて。あまりにも楽しくて夢中になって聞いてました」と理由を説明して笑わせた。

 猪木さんの映画に出演することへの思いも。「猪木さんの映画に出させていただくなんて光栄過ぎて。(オファーを)受けるか迷った。俺でいいのか、と」と明かす。それでも「まさに猪木さんの後押しじゃないですけど、『道』で『この道を行けばどうなるものか』と断ったら後悔する、と。あと、自分の代わりに出てるヤツが好きかどうかもあるじゃないですか。そういうのも含めて、どっちかな、と思うと、不足だろうけど出させていただこうと思った」と経緯を説明した。

 劇中では、1987年10月4日に巌流島で行われたアントニオ猪木対マサ斎藤の通称「巌流島の戦い」についての講談もしている。「講談なんていうのはちょっとでいいんですけど長々と…。『飽きない工夫をいっぱいする』って監督は言っていたんですけど、そんなにしてない」とボヤく。「映画のスクリーンだと映えるのかな、と思います。後で、お客様に聞いてみたい」と笑っていた。

 巌流島では伯山も戦っていたそう。「撮影はめちゃくちゃ大変でした。四隅に薪を置いた。今だと最新の技術で、ずっと燃え続ける技術があるんですけど、監督のこだわりがすごくて普通の薪でやった。薪が止まると『薪、止まってるぞ!』とやり直しになる。日が沈んだら撮れない。その日限りで薪待ちとか、船が通って船待ちとか…。1分、2分のレベルでギリギリでした。奇跡の講談です」と時間との熱い戦いを繰り広げたことを懐かしんでいた。

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2023-09-20 18:57 ORICON NEWS