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 イベントではユーザーなどからの質問にも丁寧に回答。2、3年のうちには監督業にも挑戦したいというデル・ピエロ氏は、「マルチェロ・リッピやファビオ・カペッロとも話したことがあるけど、監督をすることになれば私のスタッフも一緒に仕事をすることになるけど、チームにもともといるスタッフたちともうまくやるが必要があるので、それを考えなければいけないと言われた」と、イタリア代表などを率いた名将たちからのアドバイスも明かしている。

 さらに、希代のファンタジスタであるロベルト・バッジョ氏とのエピソードがあるかと問われると、「彼とは今もいい関係なんだ。お互いに忙しいから最後に会ったのはカタールのW杯で、そこで数日過ごした。イタリアは地域ごとの方言が多く、言葉がわからないこともあるんだけど、私と彼の方言は似ているんだ(ともにヴェネト州出身)。私は18歳でユヴェントスに加入したけど、ユヴェントスには当時、すでにロベルト・バッジョがロベルト・バッジョとして存在していたんだ。でも、最初に方言で話しかけてくれて、以来、彼とは方言で話している。最初に方言で話しかけてくれたことが印象に残っているよ」と、バッジョの心遣いと、一気に距離を縮められたエピソードを披露してくれている。

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