東スポ9/17(日)
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「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーで元ジャニーズJr. の長渡康二氏がこのほどインタビューに応じた。故ジャニー喜多川氏による性加害の影響で、現在も深刻なフラッシュバックに悩まされるという。

(略)

――1996年に当時13歳だった時に、大阪市中央体育館で行われたバレーボール女子のアトランタ五輪世界最終予選で、V6のバックダンサーを務めた

 長渡 リハーサルが深夜まで続いたので、ジャニー氏のいるホテルに。部屋にある化粧台の鏡の前で、ジャニー氏は背後から僕の下腹部を触り「見てごらん~。こんなになってるよ~」と言ってきたんです。今も銭湯の鏡とかで自分の全裸を見た時に、その記憶がフラッシュバックして本当に気持ち悪くなります。

――2000年11月ごろ、翌朝にテレビの仕事があったため、六本木のホテルに宿泊。ジャニー氏からマッサージを受けた後、性被害に遭ったと明かしている

 長渡 気持ち悪くなったので、その夜、財布や持ち物を部屋に置いたまま寝間着で逃げ出しました。フロントでもらった布のスリッパを履いてひたすら歩いて。国道246号線を歩いて多摩川を越えたら神奈川に着くとわかっていたので。

――1人で泣きながらひたすら歩いた

 長渡 はい。道中、パトロール中の警察官を発見すると、子供ながらに「見つかってはいけない」と思って、マンションの非常階段とかに隠れて。朝方に横浜の家に到着できたのですが、スリッパはボロボロ。帰宅時、母は仕事で家にいなかったので1人でした。

――フラッシュバックの症状はひどい

 長渡 初めてインタビューに答えた時には、その3日後くらいまで気分が落ち込んで。しゃべっている時に目の前が真っ白になったり、頭痛がしたり、首から頭の方にかけてピリピリとした痛みを感じることがあります。

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