9/16(土) 20:39配信

スポニチアネックス
<日本・ペルー>第2セット、得点が決まり喜ぶ古賀(右から2人目)(撮影・小海途 良幹)

 ◇バレーボール女子パリ五輪予選兼W杯第1日 日本3ー0ペルー(2023年9月16日 東京・国立代々木競技場)

【写真】<日本・ペルー>第1セット、スパイクを打つ林

 開幕し、世界ランキング8位の日本は初戦で同29位のペルーと対戦。セットカウント3―0で完勝した。ここまで対戦成績は36勝14敗。日本は第1セットを25―9で奪い、第2セットも25―19と連取に成功。第3セットも終始リードを奪う展開で25―15と圧倒し開幕戦を制した。

 日本は幸先よく第1セットを先取。林琴奈(JT)を中心に井上愛里沙(日本協会)、古賀紗理那(NEC)のアウトサイドヒッター陣が得点を重ねた。終盤には9連続得点の猛攻で23―8までリードを広げ、最後は古賀の得点で仕留めた。

 主導権を完全に掌握し、第2セットでもその流れを維持。古賀の効果的なブロックや、途中から投入された和田由紀子(JT)のサービスエース、石川真佑(フィレンツェ)の強烈なスパイクなどでリードを広げた。セットポイントからペルーも粘ったが、最後は和田で締めた。

 第3セットはスタートから入った和田が軟打と強打を織り交ぜたアタックで得点を量産すると、石川も的確なブロックで相手の攻撃をシャットアウト。攻守にわたって終始一方的な展開で25―15と白星をつかんだ。

 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。

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