岩手めんこいテレビ2023年9月11日 月曜 午後7:05
https://www.fnn.jp/articles/-/584548

9月10日に岩手県盛岡市で行われた啄木ふれあいマラソン大会で、10キロの部に出場した60代の男性がコース中で倒れ死亡していたことが分かりました。

井上智晶アナウンサー
「男性が倒れたのは、スタート地点からおよそ8.5キロの給水所があったこのあたりで、当時は湿度も気温も高くリタイアする人が続出したということです」

盛岡市によりますと、死亡したのは10キロの部に出場した県内の60代の男性です。

男性は午前11時15分過ぎ、スタート地点から約8.5キロ付近の第7給水所手前で転倒したということです。

その場で心臓マッサージやAEDなどの応急手当を受けましたが、心肺停止の状態で運ばれ、その後病院で死亡が確認されました。

大会当日の気温は29.5度(午前10時時点)、湿度は77%(午前9時時点)、また熱中症予防の目安とされる「暑さ指数」は、10日午前10時時点で付近の市内好摩が29.5と、激しい運動は中止の指針が示されている「厳重警戒」でした。

3キロからハーフまでの4種目に1743人が出場しましたが、熱中症などの疑いで400人以上がリタイアしていました。

盛岡市はこうした状況を受け午前11時半ごろ大会を中止にしました。

盛岡市スポーツ推進課 箱石元課長
「リタイアするランナーの方が多かったので、ランナーの安全を考えて途中だったが中止という判断をした」

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