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藤浪晋太郎が2連投ながら1回無失点、無四球で最速は162キロマーク


◆米大リーグ エンゼルス―オリオールズ(6日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 オリオールズ・藤浪晋太郎投手(29)が5日(日本時間6日)、敵地・エンゼルス戦の7点リードの8回から3番手で登板し、2連投ながら1イニングを1安打無失点、1奪三振で抑える好投を見せた。

 先頭のフィリップスは、直球とスプリットの2球で追い込むと、カウント2―2から7球目の直球で空振り三振。シャヌエルは左飛に打ち取った。ドゥルーリーは右翼へ鋭い当たりをはじき返されると、右翼手の守備の乱れもあって三塁打とされたが、先週の週間MVPに輝いたレンヒーフォを左飛に打ち取って本塁は踏ませなかった。最速は100・5マイル(約161・7キロ)だった。

 前日の5日(同6日)から2連投。5日は、1点リードで無死二塁から始まるタイブレークの延長10回に8番手で登板し、2三振を奪うなど3者凡退に抑えて試合を締めくくり、2セーブ目を挙げた。9球を投げてストライクが7球で、最速は100・3マイル(約161・4キロ)。

 試合後には「仕事ができたことは素直にうれしいですし、与えられた仕事を自分としてこなせたのは、チームに貢献できたことでもありますし、すごく良かったかなと思います」とうなずいていた。

 藤浪は試合前の時点で、アスレチックスとオリオールズの2球団で54試合に登板し、6勝8敗2セーブ、防御率7・42の成績を残している。