トーチュー2023年8月31日 16時59分
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日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは31日、元日本代表FW高原直泰(44)が今季限りで現役を引退すると発表した。

高原は静岡・清水東高から1998年に磐田入り。中山雅史(現沼津監督)とのコンビでゴールを量産し、リーグ優勝した2002年にはMVPと得点王を獲得した。

ドイツ1部のハンブルガーSV、フランクフルトで活躍後、08年に浦和移籍。その後は韓国の水原、清水、東京V、相模原などでプレーし、16年からは高原自身が創設した沖縄SVで代表兼監督兼選手を務めてきた。

2006年W杯ドイツ大会出場。日本代表通算57試合出場、23得点。

現役引退後もクラブの代表、監督は続ける。高原はクラブを通じてコメントを発表した。

「今季で選手を引退することにしました。ここまで多くの方々に支えられて選手を続けることができ、幸せな選手生活でした。本当にありがとうございました。選手としての残りの時間を全力で楽しんでいきます。チームは現在、苦しんでいる状況ですが、監督、選手として精いっぱい戦っていきます。今シーズンを終えるころに皆さまに改めて詳しくお話する機会をつくりたいと思っておりますので、引き続き皆さまのサポートをよろしくお願いします」