スポーツ報知2023年8月31日
https://hochi.news/articles/20230830-OHT1T51277.html

J1神戸が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターUなどでプレーした元スペイン代表MFファン・マタ(35)の獲得に乗り出していることが30日、判明した。関係者の話を総合すると、オファーを提示し交渉は順調に進んでいる模様。今夏のJリーグ移籍期間は終了したが、マタは現在無所属のため9月8日まで追加登録が可能となる。

マタは170センチと小柄ながら卓越した技術を持つ左利きのゲームメーカーで、バレンシア、チェルシー、マンUで活躍。マンU時代は元日本代表MF香川真司(現C大阪)とも同僚となった。スペイン代表でも10年南アフリカW杯で優勝し、14年ブラジルW杯も経験。昨季はトルコ1部・ガラタサライでプレーしたが1シーズンで退団し、現在は無所属となっている。

今季の神戸は7月に元スペイン代表MFイニエスタが退団後も強さを発揮し、現在2位と初のリーグ優勝を狙える位置につける。しかし今月19日の柏戦でMF斉藤未月が全治1年の負傷を負い長期離脱。中盤の補強を再考し、クラブ幹部は「世界中のマーケット、フリー(所属なし)で獲得できる選手の中から見直している」と語る。

なお練習参加していたブラジル人MFレオ・シルバ(37)の獲得も決定的に。かつてはイニエスタを筆頭に、ドイツ代表FWポドルスキ、スペイン代表FWビジャらビッグネームの獲得で話題を集めた神戸。イニエスタとスペイン代表で共闘したマタの加入も決まれば、クラブ創設以来の悲願であるリーグ優勝に向けたラストピースとなる可能性は十分だ。

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