8月20日にオーストラリアのシドニーで開催された女子ワールドカップ(W杯)決勝で、スペインとイングランドが激突。前者が1−0で接戦を制し、初優勝を飾った。

 これにて今大会の全試合が終了し、得点王が確定。5ゴールを挙げた宮澤ひなたが栄誉を手にした。なでしこジャパンでは2011年大会で同じく5ゴールを奪い、初優勝の立役者となった澤穂希以来、12年ぶり2人目の快挙だ。

 マイナビ仙台レディースでプレーする23歳は、ザンビアとの初戦で2発を叩き込むと、最終的には優勝したスペインを4−0で粉砕したグループステージ最終戦でも2ゴール。決勝トーナメントに入っても勢いは止まらず、ノルウェーとのラウンド16でネットを揺らした。

 チームは8強止まりとなったなか、来夏のパリ五輪では個人以外でもタイトルを掴めるか。W杯で大きく成長した、なでしこの新エースに期待が懸かる。

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