J1浦和のサポーターによる〝暴徒化問題〟で、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が浦和側が否定していたサポーターによる暴力行為があったことを明言した。

今回の問題は、2日に行われた天皇杯4回戦の名古屋戦(CSアセット港サッカー場)で、数十人規模の浦和サポーターが0―3と惨敗後に暴走。
立ち入り禁止エリアに侵入したり、相手サポーターのもとに突進するなど〝暴徒化〟して大騒動になっている。

 浦和側は3日に77人に対して処分を発表した上で、5日に田口誠代表取締役社長と、須藤伸樹マーケティング本部長が会見。
その際には暴力行為は見当たらないと説明していたが、警備員への危険な行為が映し出された動画などサポーターによる暴力行為がSNS上で拡散するなど波紋が広がっていた。

9日に都内で取材に応じた田嶋会長は、今回の問題について「サッカー協会として、サッカーを安心、安全に見てもらうことに責任を持っていかなければいけない。
しっかりした判断で、どういうような懲罰になるのかを含めて今議論してもらっている。日本のサッカーが、安心で安全に見られる環境をしっかりとつくっていきたい」と規律委員会で現在処分について議論している現状を説明した。

 その上で「集団的に威圧することがどれだけ人を恐怖に陥れることになるのかとか、そういう何か単純な文言に書かれている暴力があった、なかったという問題だけではない。
Jリーグや浦和レッズさん、判例であったり、そういうものは参考にしつつも、安全、安心が損なわれるようなものになるとすれば、それは毅然と我々も判断しなければならない」と数十人規模による〝暴徒化〟を重く見ており、厳罰を示唆した。

また、浦和側が否定していたサポーターによる暴力行為の有無についても「ビデオを見た中では、それに相当するものがあるとは(報告が)上がってきている。
その後にビデオなど様々なものが出てきているので、それを見たうえでの判断になる」と暴力行為があったことを明言。
「我々のところではビデオをしっかりと見た上でさまざまな機関から聴取した上でのこと。最終的にはしっかりした結論を出す。暴力よりも、もっと恐怖を抱くようなことがあればまた考えなければいけない」と重ねて今回の問題の危険性を強調した。

8/9(水) 15:46配信 東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9afc6072c4cf7813e65d602a2efff1316608f4e

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