J1浦和のサポーターによる〝暴徒化問題〟で、騒動発生時の暴力行為が映っている動画が拡散して波紋を呼んでいる。

 今回の問題は、2日に行われた天皇杯4回戦の名古屋戦(CSアセット港サッカー場)で、浦和のサポーターが0―3と惨敗後に暴走。
立ち入り禁止エリアに侵入した上で相手サポーターのもとに突進するなど〝暴徒化〟して大騒動になっている。

 浦和側は3日に77人に対して処分を発表した上で、5日に田口誠代表取締役社長と、須藤伸樹マーケティング本部長が会見した。
その際には、現状で暴力行為は見当たらないと説明していたが、浦和サポーターによる暴行を映し出した〝決定的瞬間〟をとらえた動画が「X」(ツイッター)で拡散している。

この動画では相手サポーター席に向かって突進した浦和サポーターとみられる人物を警備員が制止に入ったが、思いきり投げ飛ばされて観客席に体を激しく強打。
そのダメージからか警備員はしばらく動けずうずくまっている様子が確認できる。

 この動画にファンなどからは「警備員を投げ飛ばしていますよ」
「この事後処理の一番まずいのは、適当に代表者だけを集めて、暴力行為はなかったと早々に適当に結論を出している点。
なぁなぁにしようとする気が満々で、胸糞悪い。対策に本気であれば、被害者相談窓口をさっさと作って、暴行・器物損壊の被害状況を真剣に集めるべきだった。今からでも遅くない」などと指摘する声が上がった。

また「うちの奥さんはサッカー全く詳しくないけど浦和サポは危ない人多いから子供を観戦に連れて行きたくないと言います。
一般人の認識はそんな感じ。浦和=危ないっていう認識持たれてるクラブはこの先危ないぞ、と。応援したいのにね、もったいないよね」と浦和のサポーターがいる試合は危険すぎて今後家族連れで行けないとの悲痛な声も出ている。

 浦和サポーターの暴徒化問題は、Jリーグ全体のファン離れにもつながりかねないだけに今後の対応に注目が集まる。

8/7(月) 15:46配信 東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d0488e135ed072e48934de5094f14737167545