7月2日より元『V6』の三宅健(44)や元『King&Prince』の平野紫耀(26)などが合流を発表したことで本格始動を始めた『TOBE』。いまや芸能界の台風の目となり、周囲に大小さまざまな影響を及ぼしている。

そんな中、注目されているのが″辞めジャニのパイオニア″こと赤西仁(39)だ。

「彼がSNS上で、『ジャニーズに戻ってみたいと本気で思っている』と発信し、間接的に滝沢に宣戦布告した。赤西は滝沢と仲が良い。滝沢に合流するという噂もありましたが、本人がキッパリと否定。ライバルの滝沢が『TOBE』を立ち上げたからこそ、滝沢と敵対する古巣に戻って、自らを高く売り込みたいのでは」(テレビ局関係者)

赤西が復帰すれば……

赤西といえば、今も現役ジャニーズから憧れられる存在として、人気が根強い。

「『Sexy Zone』の菊池風磨(28)や『SixTONES』の京本大我(28)など人気メンバーから10代のJr.まで、赤西のファッションや歌い方、立ち振る舞いを真似してきました。〝辞めジャニ〟として大成したところもカッコいい。

ジャニーズがタレントの流出により大混乱する中、赤西がジャニーズへ戻って来るとなれば、踏みとどまるタレントも多いはず。先日行われた赤西のライブには松本潤(39)も訪れ、水面下では現役の所属タレントと深いつながりがあります」(同前)

ただ、赤西がジャニーズに合流すると一人取り残される男がいる。元『関ジャニ∞』の錦戸亮(38)だ。

「錦戸は、渋谷(しぶたに)すばる(41)や赤西に憧れて事務所を退所しました。
赤西とは共にユーチューブ配信なども行ってきた。嫌で抜けてきた古巣に相棒が戻るとなると、まだ辞めたばかりの錦戸はついていけない。ハシゴを外される形になります」(芸能事務所関係者)

同世代の″辞めジャニ″の中で唯一『TOBE』合流の可能性を秘めているのが山下智久(38)だ。

「今、山Pが急激に国内露出を増やしています。海外進出をしたものの、伸び悩んだ。山Pといえば、ジャニーズ時代から滝沢とは仲が良い。昨年はNHKドラマで主演を務めましたし、『TOBE』を踏み台として再び日本を主戦場にしようとするのでは」(同前)

滝沢に心酔する″愛(まな)弟子″

滝沢に付いていく形で事務所退所を決めたと芸能関係者が口を揃(そろ)えるのが『Kis-My-Ft2』の北山宏光(37)だ。北山は今年8月いっぱいでの事務所退所を発表。すぐに滝沢秀明率いる『TOBE』へ移籍するのではと噂されている。

「北山は、後進の育成に興味を持っています。先日『TOBE』へ移籍した『IMP.』がジャニーズにいた時、彼らのライブへ足を運び、公演中はメモを取るなど熱心に研究していました。また、北山はストイックな性格でグループでも浮いていた。尊敬する滝沢と働きたいというのが本音だと思いますよ」(同前)

ジャニーズ事務所には多くの滝沢シンパがいるが、退所、さらにはその後の移籍の可能性についてはどうか。

「ファンが心配しているのが『Snow Man』のセンター、ラウール(20)です。彼は滝沢の秘蔵っ子で、長年滝沢の舞台を裏で支えてきた『Snow Man』をデビューと同時にブレイクさせるために、センターとして直々に加入させた。彼は190㎝の長身を活(い)かして、パリコレにモデルとしても出演。事務所は彼に自由にやらせて、必死につなぎとめようとしています」(大手広告会社関係者)

また、滝沢から直接の指導を受けていないジャニタレたちにとっても『TOBE』への移籍は魅力的だ。

「ほかにも、移籍が噂されているのが『なにわ男子』の高橋恭平(23)です。『なにわ男子』といえば、かわいらしい少年らしさが売りのグループですが、彼自身はその印象から少し離れている。近しい友人には退所したいと話しているようです。

同じく『SixTONES』の田中樹(じゅり)(28)も退所の話を口にすることがあると聞いています。可能性は低いかもしれませんがJr.の頃から結束力が強い6人なので、移籍するならグループ丸ごとという形をとるでしょうね」(同前)

急な脱退や移籍にファンの間では不安や憶測が飛び交う。タレント、事務所関係者、ファン。新事務所始動のその裏で、それぞれの思惑が渦巻いている――。

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