「週刊文春」編集部 

 ジャニーズ事務所における性加害問題について藤島ジュリー景子社長を批判したことで、山下の所属事務所から業務委託契約を解除された音楽プロデューサーの松尾潔氏。7月18日、松尾氏は「週刊文春」の独占取材に応じ、1時間にわたって山下達郎への反論を行なった。

 7月1日付のツイッターで、松尾氏は、山下達郎と竹内まりや夫妻が契約解除に賛成したことを明かすと、山下は9日放送の自身のラジオ番組『サンデー・ソングブック』(TOKYO FM)で反論。契約は事務所社長の判断によるものであり、「そもそも彼とは、もう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です」と述べていた。

 まず松尾氏はラジオを聞いた率直な感想を口にした。

「長年お慕いしてきた達郎さんの発言は、他人行儀でとても残念です。1998年のライブに招かれて以来、一緒に飲み歩いては音楽や映画について文化的な会話に興じ、良いお付き合いをしてきたと今でも思っています。

 誌面やラジオで対談する機会も多く、2019年には私のラジオ番組『松尾潔のメロウな夜』(NHK-FM)の10周年記念企画で、2カ月連続でゲスト出演してくださいました。達郎さんは、『もう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です』とおっしゃいましたが、2020年にコロナ禍が始まってからは、皆さんもご友人と似たような状況があったのではないでしょうか。私には達郎さんが印象操作をしているように思えてなりません」

 山下の“変節”に驚く一方、一貫している考えも見て取れたという。「性加害は容認しないけれど、ジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていない」という部分だ。前述した松尾氏のラジオ番組において、山下との間にこんな一幕があったという。

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