◆大相撲 ▽名古屋場所初日(9日、ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会が、新大関・霧島(陸奥)の休場を発表した。診断書は「右肋骨骨挫傷で約3週間の安静加療を要する見込み」。新大関の初日不戦敗は昭和以降で初の珍事となった。

 師匠・陸奥親方(元大関・霧島)は「本人はやりたい気持ちがあるが、今のままでは無理ですね。『変な相撲は取れないよ』という話はした。本人は怖いという部分があるので『やめとけ』と伝えました」と説明。途中出場の可能性については「相撲を取れれば途中出場認めます。昨日は全く座れないくらいだった。私としては来場所に向けても炎症を抑えて、変な相撲は取らないほうがいい。明日以降、今日より良くなれば出る可能性はある」とした。

 今場所は大関・貴景勝(常盤山)が「両膝半月板損傷で約3週間の安静加療を要する見込み」などの診断書を提出して休場。霧島の休場で、今場所は初日から大関不在となった。


報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/0528d9babe0c9e9c72406073a774604bd6dd0617