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2023年6月28日 16:52

国際政治学者の三浦瑠麗氏が28日、ツイッターを更新。自殺ほう助の疑いで逮捕された歌舞伎俳優市川猿之助容疑者について持論を連投した。

三浦氏は「本人が不当だと感じる状況に直面したとき、親しい相手にメッセージを込めた『抗議としての自殺』をする衝動に駆られるという精神構造は、男より女の方が容易に理解できるものではないかと思います。特に恋愛が絡む場合は。でも、そこを踏み止まることが重要なんだと思います。人間は弱いものですが」とツイートした。

このテーマによほど思い入れがあるのか連投。「そのような衝動に駆られたら、必ず一呼吸おいて考えることです。彼(ないし彼女)はほんとうに命に値するほどの人間か。相手はそれで悔いるほどの感性を持ち合わせていると思うか。死ねば自分が相手に忘却されない保証でもあるのか。必ず、否と答えが出ます」と、生きるべしと訴えた。

三浦氏はさらにツイートを続けている。「その人自身が踏みとどまれば、心中する必要もなくなる。『抗議の死』という表現はなかなか意味が取りにくいかもしれませんが本人がそこの認識を変えられるかどうかで、憑き物が取れたように危機的瞬間を乗り越え、死を断念してくれることもあります」

一体、何の話をしているのか。連投の最後に三浦氏は最初のツイートを引用ツイートしながら説明。「ある人が『猿之助は弱いね』というものだから、人間は弱い人ばかりなのではないかしらと思ってツイートした次第です。人間は、プライドや恋や訴えのために命を捨てかねない特異な生物です。絶対にしてはならないことなんだけれども、弱さだけで片づけられるなら文学はいらないよなあと思いました」と、猿之助容疑者の事件を受けて語ったものだとした。