本市は、2023年度から2027年度までの5年間における札幌ドームの収支を見込んでいます。
 札幌ドームは、市内最大の多目的施設で、利用はプロ野球が約半数を占めています。2023年からのファイターズ移転の損失を埋める新たな収入確保と施設の活用促進は特に大きな課題で、打開する本市の責任が厳しく問われると考えますが、認識を伺います。

 また、本市は、既に10億円を投入し、2万人規模のコンサートへの対応に加え、コンサドーレ戦の全試合確保、展示会、イベントの開催など、四つの柱と方向性を示しました。

 しかし、本市は、中央区のMICE計画、2026年には、札幌ドームと同じ豊平区内の旧道立産業共進会場跡地に市内最大規模の展示場を建設する計画です。当然、ドームと新たな施設との競合は激しさを増すことになります。

 収入確保及び活用促進を図る計画は、他施設との競合問題をどのように検討されているのか、札幌ドームの活用を最優先にするお考えなのか、伺います。