スペイン3部レアル・マドリードB(カスティージャ)に所属するMF中井卓大(19)が今季限りで退団する可能性が出てきた。

 2部昇格プレーオフ決勝に敗れたレアルBについて、同国紙「マルカ」はクラブOBラウル・ゴンサレス監督の留任が確実と報じ「昇格していれば理論的に多くの選手を保持することができた」と今夏に大規模な選手入れ替えを示唆、その上で「昨年は15人の選手が去っているが、今夏は退団希望の選手、契約満了の選手、構想外の選手で同じくらいの人数になる可能性がある。経済とスポーツのバランスを探す激しい市場作業が始まる」と指摘する。

 レアルBの今季登録メンバーは21人。大幅な人員整理により今季2試合しか出場していない中井も退団候補とみられており、他クラブでプレーする可能性が高いようだ。同紙によると、クラブは選手の完全移籍や日本代表MF久保建英(22=レアル・ソシエダード)のように保有権の一部を維持した上での売却、購入オプション付きのレンタルを検討。中井もレンタル移籍が有力という。

 中井は26日にインスタグラムを更新。「今シーズンはあまり試合に絡めず悔しい年にはなりましたけどポジティブに考えると逆に良い経験ができてまた違う面で成長出来たと思います!!この悔しい思いと経験を活かして来シーズンも頑張るので応援よろしくお願いします」と記したが、来季の去就が気になるところだ。

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