9月8日開幕のラグビーW杯フランス大会で日本代表が着用するジャージーが23日、東京・丸の内で発表された。
コンセプトは史上初の8強入りを果たした19年W杯日本大会を継承し「兜(かぶと)」で、赤白のストライプ、縁起を意味する
吉祥文様をも踏襲。W杯開催国フランスに敬意を表し、胸の中央部分にフランス国花であるユリの紋章が入っている。
発表会に参加した日本代表NO8姫野和樹(トヨタ)は「ファンの思いを肌で感じられることはすごく力強い。歴史ある
ジャージーを新たな高みにもっていくことが僕たちの責任」と意気込みを語った。新ジャージーの着用は7月15日の
オールブラックス・フィフティーン戦(熊本)から。

新ジャージーには、日本全国のファンの思いが込められている。カンタベリーは昨年7月、全国のラグビーファンから
ポリエステル100%のウェアを回収するキャンペーンを実施。集まったウェアはポリエステル樹脂に再生され、糸が
作られた。リサイクルされた糸で生地が編まれ、FWとBKそれぞれ専用の工場でジャージーを作成。FWは体を
保護するホールド感や耐久性に優れ、BKはストレッチ性の高い動きやすい生地として生まれ変わった。

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