6/20(火) 20:46配信
FOOTBALL ZONE
国際親善試合でペルー代表と対戦

 日本代表は6月20日に国際親善試合でペルー代表と対戦し、FW三笘薫のゴールなどで4得点のゴールラッシュを演じ、4-1の勝利を収めた。


 日本は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)を終えて森保監督が続投して第2次政権がスタート。6月シリーズでは15日の国際親善試合エルサルバドル戦で6-0の大勝を収めたのに続くゲームで、前線には右からFW伊東純也、FW古橋亨梧、FW三笘薫の並び。中盤には新キャプテンのMF遠藤航とMF鎌田大地、MF旗手怜央が入った。

 序盤から攻勢に出る日本は相手GKを使ったビルドアップにもプレッシャーをかけ、ロングボールを蹴らせたところから最終ラインで跳ね返してセカンドボールを拾う良い流れを作った。そして前半13分には中央に入ったDF菅原由勢から右サイドに開いた伊東へ。そこから伊東がピンポイントで狙ったクロスには古橋が頭で合わせたが、枠を外れた。

 そして前半22分、右サイドから組み立てた攻撃を遠藤を経由して左サイドに持っていくと、攻撃参加したDF伊藤洋輝が思い切りよく左足のミドルシュート。これが相手GKのニアサイドを抜いて自身の代表初ゴールとなり、日本に1-0の先制点をもたらした。

 好調にゲームを進めた日本だが先制後はやや落ち着き、前半31分にはスルーパスに抜け出したFWジャンルカ・ラパドゥラにGK中村航輔と1対1の形を作られるもシュートが枠外に飛んで事なきを得た。逆に前半37分、右サイドから組み立てて中央の鎌田を経由して左サイドに振ると、三笘が得意の左45度から切り込む仕掛けからシュートを放ち、相手に当たったボールがゴールへ。南米の実力国ペルーを相手に、2点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると日本は18分、ペナルティーエリア内で三笘のパスを受けた伊東が冷静にゴール。さらに前線の選手を交代で入れ替えた後の後半30分には、高い位置からのプレスで相手のミスを誘うと途中出場のFW前田大然が蹴り込んで追加点を奪った。

 日本は後半38分に1点を返されたものの4-1の勝利。6月の代表活動を2連勝で終えた。

FOOTBALL ZONE編集部
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