マドリーの契約延長オファーを受け入れる

 ここ数か月の移籍マーケットで話題沸騰中なのが、サウジアラビア・リーグだ。

 昨年末にクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルに加入したのを皮切りに、6月7日にはカリム・ベンゼマがアル・イテハドと年俸2億ユーロ(約300億円)で契約。さらにエヌゴロ・カンテ、カリドゥ・クリバリ、ハキム・ジイェシュ(いずれもチェルシー)、ルベン・ネベス(ウォルバーハンプトン)なども巨額契約でサウジアラビアに渡る可能性が高いと言われている。

 上位クラブには国営ファンドが絡んでいるサウジアラビア・リーグは、高額な年俸はもちろん、肖像権料、非課税など様々なインセンティブを駆使してビッグネームを口説き続けている。しかし、クロアチア代表MFのルカ・モドリッチはオファーにNOと言ったようだ。

移籍マーケットのエキスパートである『スカイ・イタリア』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が運営するサイトによれば、モドリッチはサウジアラビアのアル・ヒラルからオファーを断り、今年6月30日で満了するレアル・マドリーとの契約を1年延長することで合意したという。

 ちなみに、アル・ヒラルからのオファーは、3年契約で年俸がベンゼマと同等の2億ユーロ(約300億円)。総額6億ユーロ(約900億円)という目を疑うような内容だったという。

 今年9月には38歳になるモドリッチだが、サウジアラビアのカネにはなびかず、少なくとも来シーズンはマドリーで戦うことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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