6/19(月) 4:29配信 スポニチアネックス

 ◇ア・リーグ エンゼルスーロイヤルズ(2023年6月18日 カンサスシティー)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日(日本時間19日)、敵地・カンサスシティーでのロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で今季5度目となる2試合連続本塁打を放った。

 完ぺきに捉えた。1-2の5回無死二塁、通算224勝を誇るロイヤルズ先発・グリンキーがフルカウントから投じたカーブを一振りで仕留めた。白球は乾いた打球音を残し、右中間席へと一直線にはじけ飛んだ。大谷は打った瞬間“確信歩き”。今季最速117・1マイル(約188・4キロ)、飛距離128・6メートル、角度22度の試合展開を一変させる一発。ベンチでの兜セレブレーションでは笑顔がはじけた。

 これだけでは終わらない。次打者・トラウトが左翼席へ、豪快な一発を叩き込み2者連続本塁打。通算28度目、今季6度目で過去5戦5勝と不敗神話を誇る「トラウタニ弾」。大谷は兜を手に、生還するトラウトを待ち受け、満面の笑顔で丁寧に頭にかぶせた。

 グリンキーとの対戦成績は通算19打数4安打で打率・211。前回対戦の4月22日(同23日)も3打数無安打に抑えられていた。初回1死からの第1打席はスライダーを捉えきれず二ゴロ。3回2死からの第2打席はカウント2-2からカーブにバットは空を切った。それでも、この日3度目の対戦で確実に捉えた。ア・リーグの本塁打ランクトップを独走する一発となるとともに、3日(同4日)のアストロズ戦から続く連続試合安打も今季自己最長の「15」に伸ばした。

 前日の試合では7回にメジャー通算150号となる両リーグ単独トップの中越え23号ソロを放った。投手のみの出場を除いた637試合目での150号は、球団最速でメジャー史上3番目のスピード達成。球団によると、投手のみでの出場を除いた637試合での150本塁打は、アレックス・ロドリゲス(646試合)より9試合早く、ウィリー・メイズ(611試合)、ホセ・カンセコ(630試合)に次ぐ3番目のスピード達成だった。

 メジャー通算150号本塁打について、「節目の数字を打ててよかったです。あす151号目指して頑張ります」とコメントした大谷。まさに有言実行の一打だった。

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