元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、森保ジャパンの国際親善試合エルサルバドル戦(15日、豊田ス)を一刀両断した。

 日本はいきなり前半1分、MF久保建英(レアル・ソシエダード)のFKにFW谷口彰悟(アルラヤン)が頭で合わせて先制した。その直後にはFW上田綺世(セルクル・ブリュージュ)が倒されてPKを獲得。相手DFロナルド・ロドリゲスがレッドカードで退場となる中、上田がPKを決めて2点目を奪った。同25分にはMF三笘薫(ブライトン)のパスから久保が左足で3点目。同44分にはMF堂安律(フライブルク)が4点目を決めて、前半を4―0で折り返した。

 この日、闘莉王氏は自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」で試合の解説を生配信。前半の一方的な展開に「強い相手とやらないと、こういう無駄な試合になってしまう。(エルサルバドルは)何をしに来たのか。日本に観光に来たような相手」とバッサリ。「こういう相手に勝っても意味がない。強い相手とやっていかないと意味がない。何度も言うように、強い相手とやることに意味がある」とマッチメークそのものに疑問を投げかけた。

 一方で、堂安が森保ジャパンの新10番を背負うことについても「10番、堂安か…。なんか、分からんな。中村俊輔に失礼。(10番は)日本のエース。堂安じゃないなあ。三笘か、三笘じゃなかったら久保」と首をかしげていた。

東スポWEB
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