※6/14(水) 10:40配信
日刊ゲンダイDIGITAL

 13日、東京ドームで行われた巨人対西武の試合前練習中のことだ。ケージ裏で打撃練習を見守っていた原辰徳監督(64)のもとに、対戦相手である西武の渡辺久信GM(57)があいさつに出向くと、そのまま数分間、神妙な面持ちで話し合う場面があった。さる球界関係者は「もしかしたら原監督に、山川問題の相談に乗ってもらっているんじゃないか?」と言った。

 先月23日に知人女性への強制性交等の疑いで書類送検された西武の主砲・山川穂高(31)のことで、この1カ月間、球団の処分もないまま二軍調整が続いている。選手会は「疑い」の段階で試合に出られないことを問題視している。

 前出の関係者がこう指摘する。

「もちろん西武だって分かっている。チームは借金10で最下位に沈んでいるわけで、試合に出していいなら4番打者として使いたいに決まっている。でも、世論が怖い。コンプライアンスに厳しい本社の意向もあるでしょう。起訴か不起訴かも確定していないので球団から処分も下せない。二軍で塩漬けにするしかないので、はっきり言って手に余る存在。どこかが引き取ってくれればいいんだけど、というのが球団の本音でしょう」

巨人には中田翔という頼もしい“実績”が

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