アルゼンチンで開催中のU-20ワールドカップ(W杯)決勝が11日に行われ、U-20イタリア代表を下したU-20ウルグアイ代表が優勝した。

3度目のファイナル進出となるウルグアイと初の決勝を戦うイタリア。どちらが勝っても初優勝の一戦は次第にウルグアイペースになるが、23分にGKセバスティアーノ・デプランシュのスーパーセーブもあり、イタリアが粘る。

後半に入ってもウルグアイが押し気味の流れだが、なかなか均衡破れず。イタリアは81分にマッテオ・プラティが足裏でのタックルでレッドカードを受けるが、VARからのOFRでカードの色が黄色に変わり、退場を免れる。

イタリアとしては難を逃れ、ここからというところだったが、86分にウルグアイがついに崩す。右CKのキックがゴール前の混戦を生むと、ファーサイドに浮いたボールをルシアーノ・ロドリゲスが頭で押し込んでいった。

そんなウルグアイは守りでも今大会6回目(全7試合)の無失点をやってのけ、イタリアを封殺。見事に3度目の決勝で初の頂点に立った。

ちなみに、3位決定戦ではU-20イスラエル代表がU-20韓国代表を3-1で下して有終の美。イタリアのMFチェーザレ・カサデイが大会最優秀選手と得点王に輝いている。

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