6/8(木) 9:06配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ジャニーズJr.200人が総出演する東西のドームツアー「ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」が7月に京セラドーム大阪、8月に東京ドームで開催される。ジャニーズ事務所が性加害問題に揺れるこのタイミングでの発表に一部で疑問の声も上がったが、コロナ禍もあってJr.の総出演ライブは4年ぶり。開催を待ちわびるファンも多い。今回の目玉は何と言ってもグループのデビューだという。

【写真】北公次は性被害とアイドルからの凋落で壊れていった…ジャニー喜多川氏からは花輪も届かず

「この4年間に新しいJr.のタレントも増え、ライブツアーはまさに“新時代Jr.”によるお祭りとなりそうです。昨年あたりから、関東ではHiHi Jetsと美 少年、関西ジャニーズJr.ではAぇ! groupなどの活躍が目覚ましく、次期デビュー候補はこれらのグループが既定路線と言われています。しかし、ジャニー喜多川氏による性加害問題の余波で、美 少年のデビューの雲行きが怪しくなってきました」(芸能関係者)

 性加害問題がクローズアップされるようになってから、「ザ少年倶楽部」(NHK)、「♯裸の少年」(テレビ朝日)など、“少年”を売り物にしたジャニーズJr.が主体の番組にも、白い目が向けられるようにもなった。少年の“性的イメージ”を想起させるというのがその理由で、ネットでも《冷静に考えると「裸の少年」とか「少年倶楽部」ってめちゃ気持ち悪い番組名だな》といった声もあがった。

■「少年忍者」のデビューも困難に…

「今、このタイミングで“少年”をグループ名に冠する『美 少年』をデビューさせたら、ようやく沈静化しつつある性加害問題が再び蒸し返されるのではないかと、危惧する関係者もいます。『忍者』元メンバーの志賀泰伸氏が、文春オンラインで、デビュー組のアイドルとして初めて性被害を明かして大きな注目を集めたことから、『少年忍者』のデビューも微妙になったと言われています」(同)

 ただ、これまで美 少年や少年忍者を熱心に応援してきた小中学生のファンには、そんな“大人の事情”を理解するのは難しいだろう。推しのグループがデビューできなくなって肩を落とすファンが出るのは間違いなさそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44917945b75033a055ab22484f52b5f7a0db48f4