村上春樹 初期ビートルズのシングルの邦題にひと言。「“こいつ”はちょっとないですよね」
5/30(火) 7:10 TOKYO FM+
https://news.yahoo.co.jp/articles/de718a04bba09e99360b995e79b8397bc689c12c


作家・村上春樹さんがディスクジョッキーをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「村上RADIO」(毎月最終日曜 19:00~19:55)。5月28日(日)の放送は「村上RADIO~アカペラで行こう~」をオンエアしました。今回のテーマは「アカペラ」。ビートルズやビーチ・ボーイズ、サザンオールスターズなどによる、さまざまな名曲のアカペラカバーを村上DJの楽しい解説付きで紹介。この記事では、後半4曲と“今日の言葉”を紹介した内容をお届けします。

◆The Nylons「This Boy」

レノン=マッカートニーが最も初期につくった曲の1つ、「This Boy」。日本でレコード発売されたときの邦題は「こいつ」になっていました。レコード会社の人もいろいろ考えたんでしょうが、「This Boy」が「こいつ」はちょっとないですよね。たしかシングル盤「抱きしめたい」のB面だったと思うんだけど、うろ覚えなんで、間違えていたらすみません。
1978年にカナダで結成されたアカペラ・グループ、ナイロンズが懐かしいスタイルで歌います、「This Boy」。

<収録中のつぶやき>
今回はレノン=マッカートニーとブラインアン・ウィルソンが2曲入ったんですね。ひいきにしているみたいだね(笑)。

◆The Manhattan Transfer「God Only Knows」

マンハッタン・トランスファーがアカペラで精魂込めて歌い上げます。ブライアン・ウィルソンの名曲「God Only Knows(神のみぞ知る)」。
これもまたビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』からの曲ですね。マンハッタン・トランスファーは何度も来日していて、僕もよく聴きに行きましたが、ステージの中で必ず1曲は素敵なアカペラを聴かせてくれました。リーダーのティム・ハウザーが亡くなってしまって、とても残念です。「God Only Knows」。じっくり聞いてください。

◆The Housemartins「Caravan Of Love」

Isley-Jsper-Isley(アイズレー・ジャスパー・アイズレー)の1985年のヒットソング「Caravan Of Love(愛のキャラヴァン)」を、イギリスのグループ、ハウスマーティンズがアカペラで歌います。このバージョンは1986年に、UKチャートの1位をとりました。オリジナルよりヒットしちゃったんですよね。素敵なコーラスで、聴き飽きしません。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)