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巨人対中日 6回表中日1死二塁、2点本塁打を放った石川昂を迎える立浪監督(撮影・たえ見朱実)

【中日】1年ぶり6連敗で借金13…立浪監督「しばらく続くかもしれない」
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<巨人6-2中日>◇20日◇東京ドーム

 中日が巨人に完敗し、今季ワーストの6連敗となった。

 この日も守備のほころびから失点。2回1死一、三塁で遊撃龍空内野手(20)が正面のゴロをはじき、適時失策で1点を失うと、2点差で迎えた5回2死満塁で先発小笠原慎之介投手(25)が大城に痛恨の6号満塁弾を被弾。昨年6月28日以来の6連敗で借金も「13」に膨らんだ。 「味方が足を引っ張って先制された。(小笠原は)先に点をやってはいけないという中で投げていた。これだけ負けてミスが出て、そこをどうのこうの言っても、しょうがない。次に出ないようにやっていくしかない」。立浪監督は、先発左腕を擁護しながらも、力なく言葉を選んだ。石川昂の4号2ランでグリフィンを6回で降板させるのが精いっぱい。巨人の新助っ人左腕に4勝目を献上した。 この日の安打数は巨人に1本劣る7安打ながら点差は「4」。2番に新人村松を初起用し、大島を6番に入れる新打線も不発に終わった。立浪監督就任1年目の昨季のワースト連敗は「7」。「負けているので打順をコロコロ変えているが、結局はここ1本が出るか出ないかが大きい。しばらくそういうチーム状況は続くかもしれない」と、若手に託した打線の覚醒を待つ覚悟をのぞかせた。【伊東大介】