「彼らへのリスペクトを切にお願い申し上げます」

 J2の大分トリニータは5月6日、「4月29日に発生した事象」について、発表を行なった。

小澤正風代表取締役名義で、J2第12節のベガルタ仙台戦(0-1)で起こったトラブルについて、以下の通り報告した。

「先日行われました明治安田生命J2リーグ第12節 ベガルタ仙台VS大分トリニータの試合において、試合中に当クラブ所属の特定の選手に対して中傷的な発言が繰り返し行われていたという事が判明致しました。
当クラブとしては、試合後にルールに則りマッチコミッショナーに対して正式に抗議を致しました」
 
「この行為は、サッカーという試合自体ではなく、フェアープレー、リスペクトというJリーグの理念を損なう行為と認識しております。
非常に残念で仕方がありません。今後、このような悲しい事が双方に起こらないことを強く願う次第であります」

 また、大分の一部サポーターの行為についても、「当クラブのサポーターからも試合後、審判団に対して不適切な発言があった事も確認されております。
こちらに関しましては、当クラブを代表してお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

「Jリーグでプレーする選手、審判団は、子供たちの憧れの存在であります。そしてその選手・スタッフ、審判団の皆様にも家族がおります。
どうぞ、彼らへのリスペクトを切にお願い申し上げます」と訴え、
「本件に関して個人を特定したり誹謗中傷するような行動、SNS等での発信はどうかお控えいただきますよう重ねてお願い申し上げます」と呼びかけた。

5/6(土) 18:20配信 サッカーダイジェスト
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ee531e462ae06537a042bf5102d4964a7b4115c