5/4(木) 17:00配信

J SPORTS

J1リーグの第11節。湘南ベルマーレ対柏レイソルの試合はVAR判定が勝負を分けた。

前半25分に茨田陽生のスルーパスに合わせた平岡大陽が見事なシュートを決めて湘南の先制かと思われたのだが、VARが介入してオフサイドでゴールは取り消された。その直後にスルーパスに合わせて飛び出した柏のマテウス・サヴィオがゴールを決める。すぐにオフサイドの旗が上がったのだが、こちらはVAR判定によってオフサイドは取り消されてゴールが認められたのだ。

どちらの判定も、オフサイド判定としては非常に長い時間がかかった。おそらく、3Dラインで赤と青のラインを引いて判定する非常に微妙なものだったのだろう。おかげで、アディショナルタイムは前半としては長い6分に達した。

VARが導入されてから試合が長時間中断することが多くなり、カタール・ワールドカップでも相だったが、10分近いアディショナルタイムも珍しくなくなっている。

「サッカーというスポーツはプレーが中断しないのが魅力」だったはずなのに、ずいぶん変わってしまったものである。

その他にも、FKやCKに時間をかけたり、リードしているチームが選手交代でたっぷり時間を使ったりする場面もよく見かける(これは、昔からある見慣れた光景だが)。

一方で、中断の時間を短くしようとしてルールを変更したスポーツもある。

そう、アメリカのメジャーリーグ・ベースボール(MLB)である。

MLBでは今シーズンいくつかの重要なルール変更があったが、中でも注目されるのが「ピッチクロック」だ。

ピッチャーは、キャッチャーからの返球を受けてからランナーがいない時には15秒以内、ランナーがいる時には20秒以内に投球動作に入らなければボールが宣告される。一方、バッターの方は残り8秒までに打撃姿勢に入らないとストライクを取られてしまう。

試合のテンポを上げて試合時間を短縮するためのルール変更だ。

かつてはアメリカの“最大の娯楽”と言われたMLBだが、人気は低落傾向にあり、今ではアメリカン・フットボールのNFLやバスケットのNBAの後塵を拝するようになっている。そこで、試合をテンポアップすることで人気回復を図ろうというだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/57c359248e29a5c847dc7410048fffc80c70d204?page=1