2023年4月26日 18:30

『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などへの出演で知られる弁護士の「北村晴男」(登録者数34万人)が4月25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ジャニー喜多川氏の性加害問題について大々的に報じない日本のマスコミに対し怒りをあらわにしました。

ジャニー喜多川氏の性加害問題

先月、英BBC放送がジャニー喜多川氏の性加害問題を報じました。今月12日には、元ジャニーズJr.の「カウアン・オカモト」(同1.6万人)が日本外国特派員協会でおこなわれた記者会見で、自身が受けた性被害を明らかにしています。しかし、大手メディアはこの問題を積極的に報じていません。

「怒りを禁じえない」「怒りがふつふつと湧いてきます」

北村弁護士は「ジャニー喜多川氏は亡くなっていて証言できないが、ジャニーズ事務所が名誉毀損などで訴えることはできるのか?」という視聴者から寄せられた質問に対し、BBCが嘘とわかっていながら放送している場合しか、法律的には名誉毀損で訴えることはできないと回答。1999年にも「週刊文春」がこの問題を取り上げており、このときジャニーズ事務所は名誉毀損で訴訟を起こしていました。一審の東京地裁は事実でないとしたものの、二審の東京高裁は性加害を事実認定し、最高裁が上告受理申立てを不受理としたことから判決が確定していました。北村弁護士はこれを踏まえて、ジャニー喜多川氏の性加害は事実である可能性が極めて高いと語ります。

この判決は2003年に出ており、「日本のマスコミがまともであれば」日本国民の大部分が知っていただろうと続ける北村弁護士。しかし、実際にはほとんど報道されず「まったくまともでなかった」「どうしようもないマスコミばかりだった」と痛烈に批判。マスコミや報道の役割を考えると「怒りを禁じえない」「怒りがふつふつと湧いてきます」と言い切ります。

犯罪や不祥事がマスコミに報道されることで個人や団体は社会的な制裁を受けますが、判決のみの放送だと具体的な内容が世間に知られることはありません。そうすると、過ちを犯した人は誰にも責められないため「社会で自分は許される」と思い、また同じことを繰り返す可能性が高いと北村弁護士は指摘。また、マスコミが大々的に報道しないためそうした事実を知らない親が子供をジャニーズに入れ、同じような被害が繰り返されると主張しています。

報道されることで立ち直ったり止める大きなきっかけになるものの、マスコミがこれを怠ったために「長年にわたって続いてきた可能性があるわけですよね」と指摘しています。

コメント欄には「分かりやすい解説をありがとうございます。報道しないという事の怖さがよく分かりました…」「今回の事件は世紀にわたる大事件なのに、マスコミの報道のなさは北村先生と同じく怒りがこみ上げます!」と北村弁護士を支持する声が寄せられています。

https://yutura.net/news/archives/93339
https://youtu.be/7_5ru4_0ITs