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アスレチックス・藤浪晋太郎 3回途中8失点で降板、死球であわや乱闘のシーンも

 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が22日(日本時間23日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に今季4度目の先発。ア軍は初回に2点を先取したが、藤浪は直後に同点2ランを被弾、2回には5失点し3回途中に降板した。死球をめぐり、あわや乱闘かというシーンもあった。
 2点の援護点をもらってマウンドに上がったが、いきなりレ軍打線につかまった。先頭打者に四球を出し、2死後、ガルシアに初球の真ん中に入った直球を左越え2ランされて同点。2回には1死三塁からセミエンに勝ち越しの左前適時打され、さらに2死一、二塁からはガルシアに死球を与えて、ガルシアがマウンドに歩み寄ろうとする場面があった。2死満塁からはヤンに左前2点適時打、続くハイムには右中間2点適時二塁打されて、この回、5失点。3回、先頭のJディアスに四球を与え、続くアギラに暴投するなどし1死三塁としたところで降板した。
 前回登板の15日(同16日)のメッツ戦では、自身メジャー最長の6回0/3を投げて4安打3失点。味方の援護なく3敗目を喫したが、初めてのクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)で、通算成績は3試合で0勝3敗、防御率11・37となっていた。