2023/04/2118:44

京都競馬場の新パドック
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 約2年半の大規模改修工事を経て「センテニアル・パーク京都競馬場」が22日にグランドオープンする。2025年に開設100周年を迎えることから「100年の」を意味するセンテニアルにちなんで名付けられた。

 スタンドの大屋根には京都府産の木材と鉄鋼を組み合わせた木鋼ハイブリッド構造が採用されており、見た目の美しさが表現されている。
一番の注目はパドック。これまでの円形が楕円形となり、1周の長さは以前より11メートル延びて140メートルになった。これによって各馬の様子をじっくり見ることが可能になった。
スタンドは7階建てから6階建てに変更されたが、天井の高さを5メートルに統一。開放的な空間を実現した。また4階A指定席は横幅が広くなり、ソーシャルディスタンスに配慮した設計となっている。

 一方、コース形状に大規模な変更はないが、芝外回りコースは4コーナーのカーブが緩やかになり、1600メートルのスタート地点が拡幅された。また路盤の排水規模、機能が強化されたことで馬場が悪化した際の回復が早くなった。

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