アビスパ福岡は18日、SNSの投稿への注意喚起を行った。

福岡の発表によると、15日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節のアルビレックス新潟戦後、SNSで新潟の選手に危害を加える旨や新潟のサポーターを誹謗中傷する内容が投稿されたという。

投稿を行っていたのは福岡のファン・サポーターと思われるツイッターアカウントだったとし、法的措置などを取る可能性もあるという。

福岡はクラブ公式サイトを通じて声明を発表。注意喚起とともに、今後の処分の可能性を通知した。

「4月15日(土)に開催された2023明治安田生命J1リーグ第8節 アルビレックス新潟戦の試合終了後、アビスパ福岡のファン・サポーターと思われるtwitterアカウントからアルビレックス新潟の選手やサポーターに対する誹謗中傷の投稿がありました」

「Jリーグ及びJクラブは、誹謗中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する等の行為のない世界を目指しており、
アビスパ福岡でも繰り返し撲滅に向けて注意喚起を行ってまいりましたが、このような投稿があったことは、非常に残念でなりません」

「いかなる理由があっても誹謗中傷、侮辱、脅迫は、許されることではありません。誹謗中傷等の書き込み等を⾏った⽅に関しましては、速やかに削除等の適切な対応をお願いいたします」

「今後、誹謗中傷行為と受け取られる投稿、クラブ等に不利益・損害等を与える投稿、またはその危険性が予見できる投稿については、
Jリーグのガイドラインを確認の上、該当投稿の通報及び、該当アカウントのブロック、投稿削除の措置、または法的措置をとる場合がございます」

「この度はアルビレックス新潟のファン、サポーターの皆様をはじめ、多くの皆様に、不快な思いをさせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
皆さんが気持ちよく、楽しくご利用いただけるよう、改めてマナーある投稿のご協力をお願いいたします」

また、新潟もクラブ公式サイトで声明を発表。適切な対応をとるとしている。

「投稿内容は極めて悪質なものであり、アビスパ福岡と連携し、適切な対応をとってまいります」

「差別的言動や誹謗中傷、脅迫は、いかなる理由があっても許されるものではありません。
当クラブサポーターの皆様におかれましては、誹謗中傷等がこれ以上拡散されないよう、ご協力をお願いいたします」

試合は福岡が2点をリードしていたが、伊藤涼太郎がハットトリックの活躍。後半アディショナルタイムに2ゴールを決め、3-2で新潟逆転勝利を収めていた。

4/18(火) 19:20配信 超WORLDサッカー!
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d16b03a4dac677b15768ddb79f0f57cbd25264