サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は18日、準々決勝第2戦が行われ、ACミラン(AC Milan)は1-1でナポリ(SSC Napoli)と引き分けたものの、2戦合計スコア2-1で準決勝進出を決めた。

 ミランは43分、ラファエル・レオン(Rafael Leao)のドリブル突破から最後はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)がシュートを流し込み、決定的なゴールを奪った。前半にPKをミスしていたジルーにとって、今季公式戦13点目のゴールは面目を保つ一発となった。

 一方、驚異的なシーズンの終盤戦を迎える中でひずみが出てきているナポリは、クヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)がPKを外した後、終了間際にようやくヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)がゴールを挙げたものの、チームが勝ち上がるには十分ではなかった。

 ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督率いるミランは、通算7度目の欧州制覇を飾った2006-07シーズン以来となる4強入りとなった。準決勝では、同都市の宿敵インテル(Inter Milan)との対戦が見込まれている。ベンフィカ(Benfica)との準々決勝初戦で2ゴールのリードを奪ったインテルは、19日に第2戦を控えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/12cf80a1317c70ccc29197da240d0381674a059a

関連記事
ミランを16季ぶりCL4強へ導いたピオリ監督「ここまで本当に長い道のりだった」

ミランは、最後にCL制覇を成し遂げた2006−07シーズン以来、16シーズンぶりにCL準決勝へと駒を進めることが決定。アリゴ・サッキ氏、ファビオ・カペッロ氏、カルロ・アンチェロッティ氏などミランを率いてCL制覇を成し遂げた“名将”との比較について聞かれたピオリ監督は「彼らは間違いなくレジェンドだ。そもそも私はもう若くはないし、彼らのレベルには達していない」と一蹴。
続けて「このチーム、クラブとともに一歩づつ進んでいければいい」と自身の考えを明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4a5b1a99f6f101632aa825c3ff9a0433c2ed156