※4/12(水) 18:45配信
ねとらぼ

 米ミュージシャンのカーディ・Bが4月10日(現地時間)、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が子どもに自分の舌を吸うよう求める動画がSNSで拡散されたことを受け、両親らに向け注意を喚起しました。ダライ・ラマ14世は同日、SNSの公式アカウントで当該動画について謝罪しています。

 SNSで拡散された動画は、2023年2月にチベットで催された集会において、ダライ・ラマ14世が抱擁した少年の唇にキスをしたあと、自身の舌を出してそれを吸うように求めているもの。

 ダライ・ラマ14世のSNS公式アカウントは、「最近、幼い少年がダライ・ラマ法王に抱擁してもよいか尋ねたときの動画が出回っています。法王は、少年と家族、そして世界中友人たちへ、自分の言葉で傷つけたかもしれないことについて謝りたいと願っています」と公式に認めて謝罪。続けて「法王は、公の場やカメラの前でさえも、無邪気に遊び半分に会う人をからかうことがあるのです」と児童への性的虐待ではなく遊び心であったと釈明し、「彼はこのことを後悔しています」と結びました。

 カーディ・BはTwitter上で、「この世界は略奪者であふれています。彼らは罪のない者を食い物にします。最も気づかれない人たち、私たちの子どもたちです。略奪者は隣人や、学校の先生、お金や権力を持った人や、教会にもいるかもしれません。常に子どもたちと、境界線や、人にさせるべきではないことについて話をしましょう」と言葉をにごすことなくツイート。虐待に手を出す人は身近ないたるところに存在する可能性があり、子どもたちの身を守るため、他人に越えさせるべきではない一線について繰り返し言い聞かせておくべきと述べました。

続きと画像は↓
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/12/news151.html