J1鹿島が9日の柏戦(三協F柏)で0―1と敗戦して14位に転落したが、試合後に岩政大樹監督(41)が挙げた〝敗因〟が波紋を呼んでいる。

 鹿島はリーグ戦3連敗で4試合連続勝ちなしとなり、14位に転落した。J屈指の名門が残留争いに巻き込まれるほど低迷する中、岩政監督の発言に注目が集まっている。

 試合を振り返る中で「選手からすれば、今日非常に移動が長くなってしまって、体が重かったのかもしれませんけども。鹿島のエンブレムを着てプレーするチームなので言い訳は許されない」「今日はウチが1時間半ぐらいで移動してきて、体が動かないところもあったのかもしれませんが」など、当日移動を敗因の一つとして強調した。

 これにファンやサポーターの間からは批判が噴出。ツイッター上では「岩政さん、鹿島→柏で移動疲れはないっスよ。コンサドーレは常にバス→飛行機→バス、スタートなんですから…」「柏と鹿島の距離で移動疲れしてたら札幌とか福岡行く時どうなっちゃうんだよ岩政」「岩政監督のインタビューで言ってる鹿島さんの敗因が移動疲れっていうのが笑ってしまったw カシマから日立台って一番近いスタジアムやん 徒歩ならそりゃキツいけどww」など移動疲れを敗因とすることを疑問視する意見が相次いだ。

 常勝軍団は今後、試合時の移動も〝大敵〟となってしまうのか。

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