4/6(木) 20:43配信

スポニチアネックス
第1日の指し手を再現する藤井聡太王将(日本将棋連盟提供)

 将棋の第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第1局は6日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で第2日を行い、後手の挑戦者・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む6冠=が3連覇中の渡辺明名人(38)に先勝した。

 序盤は渡辺が工夫の手順で先例のない展開に持ち込み、藤井が丁寧に応じる進行。第2日も夕刻まではほぼ互角だったが、渡辺の勝負手を冷静に受けた藤井が徐々に差を広げて押し切った。

 第2局は27、28日に静岡市の「浮月楼」で行われる。

 今シリーズは渡辺が防衛すると4連覇となり、永世名人資格(通算5期)獲得に王手がかかる。藤井奪取の場合は史上最年少7冠と同時に谷川浩司17世名人(61)の持つ史上最年少名人記録(21歳2カ月)を更新する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7641273345cb8789cd1a3c11d74cb4532aa610ac

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