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正面から見た「スネ夫ヘアー」

マンガ界の不可能図形「スネ夫ヘアー」を完璧に再現した立体造形が話題に。「ええええええ?!」「不可能じゃなかったのか…」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20230331-00010015-bfj-sci

『ドラえもん』のスネ夫の髪型を三次元で再現したらどうなるの? 長年のこの難問にひとつの解答が出たようです。

話題になっているのは、スネ夫の頭を左右に回転させても、トレードマークのツンツンが破綻なく立体化されているという驚きのショート動画。製作したのは、造形師の榎木ともひでさん(@eyewater_e)です。

こ、これは確かにどの角度から見ても完璧にスネ夫ヘアー!

榎木さんの解説によると、世界一黒いと言われる塗料「黒色無双」を、髪の部分の塗装に使用したそう。マンガのベタ塗りを再現することでシルエットの輪郭だけが際立つようになっています。この工夫によって、正面から見ても横から見てもツンツンが突き出ているという、独特すぎるスネ夫の髪型が再現されました。

黒色無双で塗る前のスネ夫を見ると、シドニーのオペラハウスのような複雑な形をしていることがわかります。こうして見ていると、まるでエッシャーのだまし絵のようです!

ちなみに榎木さんは、代表的な不可能図形のひとつ「ペンローズの三角形」の立体化にもすでに成功しています。不可能、じゃないんですか……?

さらに過去には、スネ夫の髪型と並んで厳密な立体化は不可能とされる『鉄腕アトム』の二本の角(?)の立体化にも取り組んでいました。まさしく今回のような、二次元キャラクターの三次元化におけるエキスパートな方です。

マンガやアニメなど、もともと二次元のキャラがフィギュア化されるとき、きっと今回のようなテクニックの数々が立体化を可能にしているのでしょう。造形師のすごさを目の当たりにする、胸熱な挑戦の成功に約7万件のいいねが寄せられています。

BuzzFeedは制作者の榎木ともひでさんに話を聞きました。

――スネ夫ヘアーを立体化してみようと考えたきっかけは?

先日、子どもと『ドラえもん』の映画を見に行ったことがきっかけです。ふと「あれ?あの不可能と言われたスネ夫の髪の毛を粘土で作れそうな気がする」と思いました。形的には作れそうな気がしたので、それに黒色無双を組み合わせるというプランで、次の日に一気に作ってみました。

――完成までに苦労した点はどこですか?

もともとは髪の毛を作りたくて始めたことでしたが、それには顔も左右の整合性をとらなければならず、実は髪よりも口の処理のほうが難しくて苦労しました。

【動画】マンガ界の不可能図形「スネ夫ヘアー」を左右から見る
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1640915727661273088/pu/vid/720x1280/TMo8MO3GiGxJfN3u.mp4

@eyewater_e
Replying to @eyewater_e
「ペンローズの三角形」に続く不可能図形「スネ夫ヘアー」を粘土で作ってみました。

「量子スネ夫ヘアー」

タネあかし。

黒色無双を塗る前と比較。

#スネ夫
#造形師デビュー25周年
#ペンローズの三角形
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https://twitter.com/eyewater_e/status/1641007437439471616

AとF
道雄とスネ夫
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https://pbs.twimg.com/media/FsOfvwwaMAAqlOV.jpg
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