3/25(土) 22:16配信

東スポWEB
HANAKO(左)は悔し涙を浮かべた

 女子プロレス「スターダム」の最高身長181センチを誇る新人・HANAKO(22)が、若手主体興行「NEW BLOOD」(25日、横浜武道館)でデビューした。

【写真】舞華にアルゼンチンバックブリーカーを決めるHANAKO

 HANAKOは上田華子の名でプロテストを受け、1月31日に合格。7日に都内で行われた会見で「HANAKO」のリングネームでデビューすることが発表された。身長178センチのレディ・Cと高身長タッグを組み、舞華、ひめかのタッグ「舞ひめ」と激突。

 学生プロレスの経験があるHANAKOは先発で舞華と対峙。先輩相手にひるむことなくグラウンドの攻防を展開した。その後コーナーで舞ひめにつかまり集中攻撃を受け圧倒されたが、エルボーで反撃に成功。さらに舞華にブレーンバスターを決めると場内からは歓声が上がった。

 毅然とした戦いぶりで会場を沸かし続け、勢いづいたHANAKOは、ひめかにショルダータックルで勝負に出る。しかし先輩の壁は厚く舞ひめからサンドイッチラリアートでマットに沈められ一気に流れを許してしまう。最後はひめかにJPコースターを決められ3カウントを献上した。

 試合後、HANAKOは「いろんな感情がいっぱいで…。レディさんと一緒に舞ひめと戦えて楽しかったです」と涙を流し「一個一個の技がキツくて心折れそうになったりもしたんですけど、やっぱりどうしても勝ちたいって気持ちがありました」と試合を振り返った。

 HANAKOの戦いぶりに感心したひめかからは「HANAKOが良ければ私のJPコースター、私が引退した後に使わない?」と提案され、驚きつつもうれしそうなHANAKOは「いいんですか。使いたいです!」と即答した。

 HANAKOの回答にひめかは「使うからには常に上を向いて、デカいことの素晴らしさに誇りを持って、これからはデカい選手として、スターダムを盛り上げて」と期待を寄せられた。

 また同大会で行われた初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメントを制したスターライト・キッド、カルマ組に次期挑戦者としてレディと共に名乗りを上げたHANAKO。王者組からの返答はないものの、「レディさんともっと成長していきたいです」と目を輝かせた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e075f13b846a378196bc100fb2fed3a0e9d3e4b1

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