3/12(日) 11:33配信
THE ANSWER
大谷翔平から掛けられた言葉とは

 大会開幕から14打席無安打だったとはいえ、9日の中国戦の第1打席で押し出し四球を選び、打点を記録した。翌10日の韓国戦でも、5回無死二塁で二ゴロ。二塁走者の大谷翔平投手を三塁へ進め、吉田の右犠飛につなげた。6回無死満塁でも左犠飛。大谷から「いい進塁打だよ」「そういうのが大事だよ」と頻繁に声をかけられていた。

 チーム内には、ヒットが出ないことをとがめる声はなかったが、逆に周囲の気遣いを重く感じることもあった。

「すごく嫌でしたね。チーム(ヤクルト)でそういうことを味わうことはなかったですし、逆に『打てよ』とか、そういった言葉をかけられた方が、僕自身は楽になれたのではないかと思います」と複雑な胸中を吐露する。その上で「これも経験なので。僕にしかできない経験だとプラスにとらえて、明日からまた頑張りたいと思います」と気を取り直した。

 昨季は、王貞治氏を超える日本人歴代最多の56本塁打を放ち、史上最年少で3冠王にも輝いた。普通なら、23歳の若者が少しくらいテングになったとしても許される状況だ。ところが、大谷の桁違いの打撃に“上には上がいる”ことを思い知らされ、4番の重圧にも苦しんでいる。

 1番のラーズ・ヌートバー外野手、2番の近藤健介外野手、3番の大谷がいずれも好調だけに、4番のバット次第でチームに大量点がもたらされる。「やりがいは、すごくあります。今のところ僕しか打っていない打順ですから、優勝まで残り4試合、この経験を生かして貢献したいです」。今大会は、村上がさらに物凄い打者になるための礎になるはずだ。

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