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オリコン

 『コードギアス』シリーズでキャラクターデザインを務められたアニメーターの木村貴宏さんが、アミロイドーシス闘病の末に、3月5日に亡くなったことがわかった。9日、コードギアスプロジェクトの公式ツイッターで発表された。

 ツイッターでは「『コードギアス』シリーズでキャラクターデザインを務められたアニメーターの木村貴宏さんが難病であるアミロイドーシス闘病の末、2023年3月5日に永眠されました。尚、ご遺族のご希望により、この場にて病名の公表をさせていただく運びとなりました」と報告。

 続けて「木村さんはアニメーションやイラストでたくさんのキャラクターを生み出していただき、心揺さぶる素晴らしいアニメーション映像を描き出してくださいました。感謝の言葉しかございません。コードギアススタッフ 関係者一同 心よりご冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ。

 『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズの主人公・ルルーシュ・ランペルージ役を務める声優の福山潤は、木村さんの訃報が伝えられた後、自身のツイッターを更新。何を指しているかは明記しなかったが「ショックとかそいうレベルではないよ。表現のしようがない」とつづっている。

 同シリーズは、06年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』全25話、08年に続編『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』全25話がテレビアニメとして放送され人気を博し、スピンオフ作品やコミカライズ、イベントや舞台化などメディアミックスで展開された。NHKが2017年に行った、日本で制作された約1万タイトルの作品から、視聴者投票でベストアニメを選出する企画「ベスト・アニメ100」で7位にランクインするなど、2000年代を代表するアニメ作品として知られている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b4c8fc2c9eb7a7438c153f5e4305d3ad416dd06